桃をむいてみたいと思います!
みなさんの桃のむきかたは??
ふるさと納税でも多くの方からお申し込みをいただく返礼品の一つ「桃」。
皆さん、食べるまでの経過はどんな感じなのでしょうか。寄附者さんが送っていただく画像を見ていてふと気になったので、改めてふるさと納税担当がむいてみます。(笑)正しいむき方ではないのかもしれませんが、一番簡単なむき方だと思います。
まずは洗います。
簡単に表面の汚れをとります。桃はデリケートなので、力を入れないように優しくなでるように洗います。
皮をむきます。
皮はりんごの皮をむくのと同じ要領で、するするっ、とむいていきます。ふるさと納税担当は大学生の頃に飲食店のアルバイトをしていたこともあり、10秒くらいでむけます。硬めの品種だとりんご感覚でむけるのですが、完熟のももはトロッとしていて刃が入れづらいこともありますね。その場合は切れ込みを入れ、手でするっ、とむいたほうがいいかもしれません。
この後、あなたならどうしますか??
「このまま、大胆にかぶりつく」という方法もあるかもしれません。それは結構贅沢な食べ方なので、ここでは省略します。家族が何人かいて、みんなで食べるパターンだとします。
寄附者さんの送っていただく画像を見ると、この後に(もしくは皮をむく前に)真っ二つに縦割りする方が多いようです。桃太郎が生まれる時のようなイメージですね。ただ、真っ二つに縦割りをした場合、種も割れます。結構、種の中はグロテスクなのです…。こんな感じです。
せっかく、うっとりするような桃の優美な「むき姿」を見た後に、これを見ると少し熱が冷めてしまいますね。「種の周りが腐っていた」、「種が変色していた。」、「気持ち悪い」、「食べる気がなくなった」というお問い合わせもいただきますが、種の中や周囲はむしろこのような感じです。。果肉の品質には問題ありません。行政と同じですね。「縦割り」しないことをお勧めします。
どのように小さく切りますか?
桃まるごとから、どう小さく切っていくかは人ぞれぞれ。決まりはありません。ふるさと納税担当の家庭は小さな子供がいるため、少し小さめにカットしていくほうが好まれます。わが家では種の部分を中心に周囲の果肉をそぎ落としていきます。
最初は少し種の位置から余裕をもって(遠い距離から)そぎ落としていく感じですね。トントン、という感じで人参を乱切りするようなイメージで気楽に切っていきましょう。
そぎ落としが終わったらお皿に盛りつけて完成です。あまり画像映えはしませんが、家族で気軽に食べるにはこんな感じがむしろ良いのです。
ノッてきたので、もう一つ。
子どもの目の前に出したら、わずか3分でお皿が空になりました。旬の果物を手軽に味わえるのは、ここ長野県須坂市の魅力の一つですね。山に囲まれた景色もきれいで、魅力的なお店もたくさんある、それが須坂市…。
すみません、仕事の癖が出てしまいました。須坂市の紹介はまた別の記事をご覧ください。でも、子どもたちにこんな手軽にフルーツを食べさせられることは間違いなく魅力です。
さて、大人も食べたいので、桃に視点を切り替え、もう一つむいてみます!!
傷ついたももに出会うことも。
さて、早速むいていきます。
桃は非常にデリケートな果物。ふるさと納税担当とは性格が違うようです。少し外的な刺激が加わったりするだけで、このような果肉の傷みが生じます。皮をむくまでは分からないことも少なくありません。内面にこのような傷を秘めているとは…。最初から気付いてあげられず申し訳ない。
一つひとつの個体が自然のものゆえ、生育し、農家さんの手によって収穫され、自分の目の前に姿を現す。その過程を思えば、ここまで本当に色々な苦労(農家さんの苦労も。)があったことだなぁ、と。逆に愛おしさが増してきます。
ふるさと納税で寄附者様にお届けする桃は須坂市から全国各地へ旅立ちます。その間、箱に詰められ、トラックに揺られ、運送業者さんから寄附者さんへ、さらに長旅に付されます。その間には色々なことがあるでしょう。少しだった変色が大きくなってしまったり、お届けまでに時間がかかって熟れすぎてしまったり。
このデリケートな桃が、寄附者様に無事にきれいな姿で届くことがいかに難しいことか、桃をむいてみることで改めて実感します。時には予想しないほど、見るに堪えない、変わり果てた姿で到着する桃もあることを私たちは知っています。
良いところだけを見せることはいいことではありません。こういった事例をお伝えし、桃のデリケートさと難しさをお伝えしていくことも必要だと思っています。
傷んだ画像を寄附者様からいただくたびに担当一同、寄附者様には大変申し訳なく、切ない気持ちで心を傷めております。
しかし、私たちふるさと納税担当としては、寄附者様にご満足いただける品をお届けをしなければなりません。
最初から確信的に粗悪品を送ることは決してございません。お受け取りいただき、お気付きの点はお問い合わせセンターへご連絡をいただけましたら、個々の状況を確認させていただき、寄附者様に寄り添った柔軟な対応をさせていただきます。
どうか、どうか、温かい気持ちでお問い合わせをいただけましたら、担当一同これほど嬉しいことはございません。
傷んでいる桃を処理していきます。
ここは桃好きの共通理解というところかもしれませんが、実は傷んだ部分の周囲は結構甘くて、トロッと感が強く美味しい部分にもなります。傷部分を最小限に取り除き、美味しい部分をしっかり食べてあげることも、桃の成長過程を認め、感謝と敬意を表すことになります。
「このまま小さくせずに、かぶりつきたい。」はやる気持ちを抑え、家族のために一口サイズにしていきます。先程の復習になりますが、優しく触れながら、種を中心にそぎ落とすようにしていきます。
種は割ってもいいことがなく、印象もあまりよろしくありません。包丁にも負担がかかるので、あくまで「実」をそいでいきましょう。逆から見るとこんな感じです。
残った種は?
そぎ落とし後に残った種の部分はどうするのか。普通ならそのまま残飯ネットにインでしょうか。ここは調理(皮むき)をした者の特権ということで、口の中にインして「実」の部分は全ていただいてしまいましょう。
あまりきれいな画像でなくてすみません。桃の種は結構大きいので、お子さんには口に含ませないでください。あくまで皮むきをした大人の特権で、最後の果肉部分をお楽しみくださいね。あまり口の中で長く転がしていると種が不用意に割れますので、ご注意ください。
盛り付けて完成です!!
そぎ落とした桃は好みの大きさになるよう、さらにカットして完成です。
早めにお召し上がりください。
桃はむいた後、あれよこれよという間に黒ずんでいきます。本当にデリケートです。下の画像は上の画像の数十秒後ですが、少し黒ずみ具合が違いますね。お早めにお召し上がりください。
桃のむき方について、いい方法や寄附者様が工夫していることなどがあればぜひ教えてください。
気になって調べてみると、以下のような上品なむき方もあるのですね。ふるさと納税担当のむき方がすごく「田舎的むき方」に見えてきます。
私はこんな風にむけませんが、「実」を余すことなく食べられる点では素晴らしいむき方でお洒落ですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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こちらの自己紹介記事もぜひお読みください。
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