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大学生のインターンシップで「ふるさと納税」事務を体験いただきました!!

ふるさと納税全般について学んでいただきました

今回、インターンシップに来られた長野県立大学の学生さんは、「まちづくり」全般に関心をお持ちとのことで、須坂市の様々な職場を約1週間かけて体験いただくことになっています。「ふるさと納税」は「まちづくり」とはつながりがあまり無いと思われがちですが、「須坂市のファンづくり」につなげる視点、「シティプロモーション」、「特産品等を通じた市の魅力発信」という点では広い意味での「まちづくり」といえます。
市の総合計画では施策の一つとして「特色を生かした地域振興の推進」を掲げています。

【施策の目指す姿】
須坂市の様々な魅力が全国に発信され、全国に広く認知されることにより、産業の活性化や交流人口・関係人口の増加につながるまちを目指します。

第六次須坂市総合計画・前期基本計画より

わたしたちが「ふるさと納税」に一生懸命取り組む理由は、この『施策の目指す姿』に全て凝縮されています。「●●といえば須坂市」、「須坂市といえば●●」、この「●●」の部分をいかに引き出し、うまく伝えていくか。それは市のブランディングであり、シティプロモーションになると考えています。

市では様々な取り組みを行っていますが、今回はその一端を担う「ふるさと納税」(信州須坂ふるさと応援寄附金)事業を学んでいただきました。

須坂市の目指す姿やこれまでの取り組みをお伝えする資料

須坂市がこれまで進めてきたふるさと納税事業の取り組み、寄附者さんとの接点の作り方や市の強みや魅力をいかにしてお伝えするか・・・等々。日頃市が大切にしている考え方や担当者の苦労話なども含め、お伝えをさせていただきました。

こんな動画も見ていただきました。
須坂市の企業(株式会社)株式会社Goolightに作成をいただいた須坂市のふるさと納税事業紹介動画です。
共創テレビ ふるさと納税で街を元気に!~関係人口の増加を目指せ~ 2022年2月放送(youtube「shinshusoho」チャンネルから)
この動画では「寄附者さん」、返礼品の提供に関わる「事業者」、そして「須坂市」のそれぞれの立場からふるさと納税に関する内容を知っていただくことができます。ぜひご覧ください。

市役所業務の基本、「まずは現場から」。現場の声を聴き、自分たちの事業に関わる方たちがどんな想いをもって、この事業に関わっていただいているのかを知ることは大切です。今回は市内の「信州須坂 後藤農園」さんを訪問してきました。後藤農園さんは、ご自身での農園経営はもちろん、新規就農者の研修や育成にも熱心に取り組まれています。

事業の取組みをSNSを使って、広く多くの方に発信することも私たち市職員の大切な仕事!!訪問の様子をインターンシップ生に執筆いただきました。
これ以降はインターンシップ生の記事になります。

インターンシップ生は見た! ふるさと納税 in「信州須坂 後藤農園」

こんにちは!
私は今、須坂市役所のインターンシップに参加させていただいています。
今日は、ふるさと納税のことを学ぶため、「信州須坂 後藤農園」さんを訪問させていただきました。後藤農園さんは「あなたの笑顔が見たいから」をモットーに農園経営をされています。自身が一生懸命に育てた農産物を食べた方が思わず「笑顔」になる、そのために仕事を頑張る。とっても素敵なことですね。

画像左が園主の後藤文夫さん。右がインタビューをする私です。

ふるさと納税についてのイメージ、変わりました!

「ふるさと納税」と聞くと、なんだか難しそうなイメージを私は持っていました。それは、出品するまでに様々な手続きをしなければいけないと思っていたからです。
実際には、生産者様の方々は、大切に育てた農作物を梱包する作業を行うだけで、簡単にふるさと納税事業に参加することができます。個人でインターネット販売を行うと、どうしても伝票管理が必要になります。この作業は生産事業者さんにとって負担が大きいと仰っていました。

ふるさと納税で出品(返礼品提供)することでこの作業負担はなくなります。伝票作業や返礼品に関する問い合わせ対応は全て市や市の委託する事業者が行います。そのため、生産者側の方々は生産に集中しながら、効率的な販売を行うことができます。

もう一つのメリットとして、販路拡大を挙げることができます。販路を拡大することには様々な手段があります。道の駅で販売するなど直接販売も一つの販売手段で、インターネット販売とは違ったメリットがあります。
ふるさと納税は寄附者さんが全国どこからでも、自分の応援したい農家さんや地域を応援することができます。

返礼品数が37万点を超える寄附ポータルサイトもある中、寄附者が地域を選び、応援することができる「ふるさと納税」事業はとても素敵な事業だと感じました。私たちが応援できて嬉しいように、毎年自分の農作物を頼んでくれる人がいると、後藤さんはとても嬉しいと仰っていました。

それ以外にも、たくさんのことをお聞きしてきました!!

●どのくらいの寄附金額が寄附者様に選んでいただきやすいのか。
●旬の季節外でも召し上がっていただける「冷蔵品」(冷蔵シャインマスカットなど)の魅力の伝え方。また、先行予約寄附との違いの見せ方。
●市でふるさと納税を盛り上げてもらっていることで、単価の底上げが図られていること。
●直売では群馬県の草津まで売りに行くこともある。直売は大変だが、そこで後藤農園さんのファンになってくれる方もいる。
●農薬管理は基準を厳守し、特に気を使っている。人が直接口にするものだからこそ「安全安心」な果物にこだわっている。
●農園が大切にしているコンセプトや、農業の苦労を分かっていただけるお客様と取引したい。顔のつながった人と取り引きを継続できることはこの上ない喜び。

後藤さんからお聞きする内容はいずれも新鮮で、とても勉強になりました。
お話をお聞きした後、農園の見学もさせていただきました。農園には様々な種類の作物が実をつけていました。

太陽の光を十分に浴び、美味しそうに色付きはじめた桃

 

大粒の果実がびっしり。プルーンの木。

農園で作業を行っていた、後藤さんの元で研修をされている石川さんにもお話を伺うことができました。
石川さんは千葉県から須坂市に移住をして、後藤農園さんで農業を行われているとのことでした。すてきな場所には県外からでも人が集まるのだなと感じました!お忙しい作業の中、笑顔で温かく対応していただいた石川さんに感謝です。須坂市で夢を叶えられるよう頑張ってください!!

プルーンの収穫と選果をされる石川さん

石川さんに聞いてみました!!
インターンシップ生:
「なぜ長野を選ばれたのですか。」
石川さん:
「移住支援や就農支援の担当者が丁寧に対応してくれたことが一番です。山梨県と迷いましたが、最後は長野に決めました。須坂市は景色もきれいで、複数の自治体で迷いましたが、最後は須坂市に決めました。」

様々な市の担当の取組みが移住のきっかけにつながっていくのですね。

 帰りに、後藤さんから収穫したももやネクタリンをいただきました。ありがとうございました。

後藤さんが生産された果物の数々。美味しそうです!!
インターンシップで学んだことをまとめ、note記事を作成しています。

これから、「フルーツ王国」須坂市はぶどうなど本格的な果物収穫のシーズンを迎えます。後藤さんは昨年もふるさと納税で返礼品を提供されていますが、今年も生育の状況を見ながら近日中に登録予定とのことでした。後藤さんが大切に育てられた果物の数々、ぜひ全国の方々に味わっていただきたいなと思いました。昨年度提供いただいていた返礼品を紹介します。(現在はまだ受付期間外となっています。)

後藤農園さんの返礼品の数々
(シャインマスカット、ナガノパープル、アスパラなど)
ジュースも出品されています。
ナガノパープルジュース 720ml & 林檎ジュース 720ml セット
●「紅玉ジュース」&「シナノゴールドジュース」セッ

今回お世話になった「信州須坂 後藤農園」さんのホームページはこちら

※以上がインターンシップ生の記事になります。

(担当職員追記)
須坂市ふるさと納税事業の取組みはもちろん、長野県須坂市という地域や魅力ある生産者さんの考えが多くの方に伝わると嬉しいです。今回インターンシップに来ていただいた学生さんは公務員を目指し、日々勉強をされているとのこと。日々挑戦の気持ちを忘れず、多くの方の幸せのため成長しつづける人材になっていただければと願っています。

よろしければ記事の「スキ」ボタンをクリックいただけるとインターンシップ生や市担当の励みになります。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
今後とも須坂市への応援をどうぞよろしくお願いします。

こちらの記事もぜひお読みください。
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